内科、外科医系を中心に主な診療科がすべて揃い、それぞれの診療分野に優れた専門指導医が在籍し、研修の指導を受けることができます。
各研修の評価はEPOC2(臨床研修評価システム)で行います。
01 | 内科系、外科系を中心に主な診療科がすべて揃い、それぞれの診療分野に優れた専門指導医がいて、研修の指導をうけることができる。 ある専門分野を重点的に研修したいという希望や、逆に満遍なく専門分野を研修したいという希望のいずれにも対応が可能である。 |
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02 | 臨床研修に最もふさわしい中規模病院(病床数401床)である。 大規模病院は、各科の敷居が高く小回りがききにくい。一方、小規模病院は患者数が充分確保できないため、臨床経験が積みにくい。 |
03 | 平成16年に新病院が開院し、最新の医療機器を備えさらに更新をおこなっている。 内視鏡関連機器更新、2台目の1.5テスラMRI、CTアンギオ対応64列MDCT、同種骨髄移植対応の高度無菌病室、電子カルテ、放射線治療装置リニアック、血管撮影装置。 |
04 | 内科研修は、1年次の6ヶ月間で①消化器内科/腎臓内科、②代謝内分泌内科/神経内科、③血液内科/呼吸器内科、④循環器内科のうち3つを2ヶ月間ずつローテートする。将来、内科系専門医を志す場合は、2年次の選択科で残りの一つをローテートすること。 |
05 | 救急診療科研修は、1年次の2ヶ月間、平日日勤時間帯は救急診療科の専属研修医となり、救急科専従医師および救急担当の内科、外科、循環器科専門医師による指導をうける。 1年次を通じて夜間・休日の時間帯は、輪番制による「研修当直」として、「内科系」「外科系」「循環器系」の当直指導医の下で研修を行い、救急患者の初期診断・治療を学ぶ。2次救急の患者に対応する中で、重症救急患者の対応方法についても学ぶ。2年次の研修では、消化器内科、神経内科、循環器内科、外科、整形外科、脳神経外科などの研修期間中に、1年次より権限を拡大した診断・治療過程を指導医の下に学ぶ。 |
06 | 外科研修は、1年次の3ヶ月間、消化器外科、呼吸器外科、乳腺甲状腺外科を研修する。希望者には1ヶ月間を整形外科研修に振り替える。最重点項目は「各領域のがん治療」であり、小児外科領域を除くすべてのがん・悪性腫瘍の研修を行うことができる。 その中には手術用内視鏡(腹腔鏡・胸腔鏡)を利用した低侵襲手術含まれる。大阪府がん診療拠点病院に指定され、今後とも当院で治療する癌症例は増加するものと思われる。 |
07 | 麻酔科研修は、手術室での麻酔管理を研修することを通じて、臨床医師として本来必須であり ながら、現実には実施機会が少ないために習得が困難な、気管内挿管など救命の基本技術や、 呼吸管理・循環管理など、患者の全身管理の基本を習得することを目標としている。 血管確 保や気管内挿管は、他科の研修だけでは、技術習得のチャンスが少ないため、十分な研修が 行えず、目標レベルに到達できないまま研修期間を終了してしまう恐れがある。しかし、麻酔科 研修では、数多くの手術症例を通じて、必須の基本手技を研修期間中に習得することが可能 である。1年次に 1 ヶ月間の麻酔科研修を必修化する。 |
08 | 2年次研修の選択科については、研修者の将来設計に基づいた希望を最大限に取り入れて、 柔軟な自由度の高いプログラムを作成している。 |
09 | 地域医療研修は、2 年次の1ヶ月間、医療法人山紀会山本第三病院、医療法人山紀会山本第 一病院、医療法人風早会外科野崎病院、医療法人隆福会福川内科クリニック、医療法人川上 クリニック、竹井クリニック、医療法人弘善会弘善会クリニック、医療法人晃和会北田クリニック、 医療法人晃和会介護老人保健施設 放出ふれあいセンターで研修を行う。 地域医療研修では、長年地域医療に貢献されておられる研修施設長の指導で、外来診療と在 宅訪問診療などについて研修する。山本第三病院あるいは外科野崎病院、医療法人晃和会 北田クリニック・医療法人晃和会介護老人保健施設放出ふれあいセンターのいずれかの病院 を 2週間、福川クリニック、川上クリニック、竹井クリニック、弘善会クリニックのうち2つの診療所を 各 1 週間ずつ、計 4 週間ローテートする。 |
10 | 精神科研修は、2 年次に必修研修として 1 ヶ月間、医療法人西浦会京阪病院で行う。 京阪病院は、医療法人西浦会の中核をなし、院内に精神科デイケア・センター・リハビリセンタ ー・指定介護療養型医療施設を持つとともに、併設施設として3つの社会復帰施設(精神障害 者生活訓練施設・障害者地域生活支援センター・福祉ホーム)、訪問看護ステーション・障害者 居宅介護支援事業所・居宅介護支援センター・老人保健施設「長生苑」を擁して総合的な精神 科医療の中核施設であることから、充実した精神科医療を研修することができる。 |
11 | 小児科研修・産科研修は、大阪母子医療センターまたは愛染橋病院でそれぞれ 1 ヶ月と半月 行う。婦人科研修は院内で半月行う。 |
12 | 大手前病院独自の通年プログラム以外に、大阪大学医学部附属病院と共同して臨床研修を行 う交流プログラムがあり、1 年目に大手前病院で、2 年目に大阪大学医学部附属病院で研修す る。募集は大阪大学医学部附属病院から行う。 |
13 | 2年間の卒後研修終了後は、1当院で専門医研修を続ける、2他施設に移って後期研修を受 ける、3大学院に入り研究を行う、などさまざまな選択肢がある。当院では、大阪大学をはじめ 近畿圏の大学(大阪大学、近畿大学、大阪市立大学、大阪医科大学、兵庫医科大学、奈良県 立医科大学、など)と人事交流を行い、将来の進路についても相談に応じている。 |
研修者 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
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No.1 | 外科 | 麻酔 | 救急 | 内科 | ||||||||
No.2 | 外科 | 救急 | 麻酔 | 救急 | 内科 | |||||||
No.3 | 救急 | 麻酔 | 救急 | 外科 | 内科 | |||||||
No.4 | 救急 | 麻酔 | 外科 | 内科 | ||||||||
No.5 | 内科 | 外科 | 麻酔 | 救急 | ||||||||
No.6 | 内科 | 外科 | 救急 | 麻酔 | ||||||||
No.7 | 内科 | 救急 | 麻酔 | 救急 | 外科 | |||||||
No.8 | 内科 | 救急 | 麻酔 | 外科 |
研修者 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
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No.1 | 小児/母子 | 産科/愛染橋・婦人科 | 地域 | 精神科 | ||||||||
No.2 | 小児/母子 | 産科/愛染橋・婦人科 | 地域 | 精神科 | ||||||||
No.3 | 小児/母子 | 産科/愛染橋・婦人科 | 地域 | 精神科 | ||||||||
No.4 | 小児/愛染橋・婦人科 | 産科/母子・婦人科 | 地域 | 精神科 | ||||||||
No.5 | 小児/愛染橋・婦人科 | 産科/母子・婦人科 | 地域 | 精神科 | ||||||||
No.6 | 小児/愛染橋・婦人科 | 産科/母子・婦人科 | 地域 | 精神科 |
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