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栄養管理室

部門について

栄養管理室の主な仕事は、給食管理と栄養管理、栄養指導を行うことです。
入院患者さま一人ひとりの病態に合わせた食事の提供を行い、栄養状態の維持改善に取り組んでいます。

部門紹介

スタッフ
管理栄養士  7名
資格
病態栄養認定管理栄養士  1名
糖尿病療養指導士  1名
NST専門療法士  5名
心不全療養指導士  1名
栄養治療専門療法士
(摂食嚥下専門療法士)
  1名
栄養治療専門療法士
(周術期・救急集中治療専門療法士)
  1名
所属学会
  • 欧州臨床栄養代謝学会(ESPEN)
  • 日本栄養治療学会
  • 日本病態栄養学会
  • 日本栄養改善学会
  • 日本集中治療医学会
  • 日本心不全学会
  • 日本外科代謝栄養学会
  • 日本摂食嚥下リハビリテーション学会
  • 日本褥瘡学会
  • 日本公衆衛生学会
  • 日本疫学会
発表
演題名学会名
「GLIM基準による低栄養評価体制の構築と有病率報告」第23回大阪病院学会
「当院脳神経内科の入院患者におけるGLIM基準による低栄養該当率調査」第23回大阪病院学会
「急性期病院における栄養評価(MUST・GLIM基準)を用いた多職種連携の現状と課題」第23回大阪病院学会
「急性窮迫性症候群(ARDS)に対する水分制限下での栄養管理に経管栄養が有用であった1例」第74回共済医学会
「肝硬変患者における栄養スクリーニング法の予備的検討」第74回共済医学会
「インスリン自己免疫性症候群の血糖コントロールにコーンスターチ療法が有効だった1症例」日本栄養治療学会近畿支部第17回支部学術集会
「消化器内科における初回化学療法導入時のGLIM基準を用いた低栄養有病率調査」日本栄養治療学会近畿支部第17回支部学術集会
「セフィピム脳症により食事摂取が困難になった1症例」第40回日本栄養治療学会学術集会
「亜鉛製剤長期内服による汎血球減少を呈した銅欠乏症の1症例」日本栄養治療学会近畿支部第16回支部学術集会
「嚥下調整食(コード2-1)における食品ごとの物性評価について」第73回共済医学会
「粘度調整食品を使用した間欠投与中にNOMIを発症した1症例」日本臨床栄養代謝学会近畿支部第15回支部学術集会
「外科周術期チームによる術前術後の管理栄養士の活動」日本臨床栄養代謝学会近畿支部第15回支部学術集会
「病棟における栄養サポートにより皮膚潰瘍の治癒促進が得られた一症例」第72回共済医学会
「18年目を迎えたNST活動の新たな取り組み」第72回共済医学会
「食道癌術後における乳清ペプチド配合消化態栄養剤の使用経験」第19回大阪病院学会
「NST、褥瘡対策チーム連携による治療効果の検討」第19回日本病態栄養学会年次学術集会
「難治性下痢に対して栄養ケアが奏効した全身状態不良下肢動脈閉塞症の一例」第29回日本静脈経腸栄養学会学術集会

栄養管理室の仕事

給食管理について

常食、病態に応じた治療食をはじめ、嚥下調整食や特別メニューでのお食事の提供を行っています。衛生的で安全なお食事であることはもちろん、治療食では退院後の食習慣の参考になるよう、バランスや味付けなどに配慮しています。
常食をお食べになっている患者さまを対象に、1食165円(税込)の別料金で特別メニューを提供する特別食もご用意しております。
また、お食事から季節を感じていただけるよう、月に1回程度行事食の提供も行っています。

>常食

常食

>常食

常食

特別食

特別食

行事食 こどもの日

行事食 こどもの日


入院中のお食事では、朝食の主食をパン・ご飯・お粥から選択することができます。
※入院する診療科、嚥下状態によってはパンを選択できない場合もございます。
食物アレルギーをお持ちの方には、入院時にお話を伺い、アレルギー源を除いたお食事の提供を行っています。
噛む力や飲み込む力が弱い方には、それぞれの嚥下機能に合わせたお食事を提供しています。

※嚥下調整食は日本摂食・嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2021の基準に基づいて調整を行っています。

嚥下調整食嚥下調整食コード2-1
嚥下調整食嚥下調整食コード3
嚥下調整食嚥下調整食コード4
栄養管理について

栄養サポートチーム(NST)  
医師、看護師、薬剤師、言語聴覚士など他のスタッフとともに低栄養状態の患者さまのもとへ訪室し、点滴や栄養剤、食事内容、食形態などを検討し、栄養状態の改善に取り組んでいます。
NST以外にも、がん患者さまのサポートを行う緩和ケアや、褥瘡のある患者さまのケア・サポートを行う褥瘡対策チームなどの院内ラウンドにも参加しています。

栄養指導について

入院および外来の患者さまを対象に、高血圧・糖尿病など生活習慣病の治療のための食事療法や、胃や腸などの消化管術後のお食事、がんなどで食欲が低下した方へのお食事の工夫など、患者さまの病態に合わせて30分程度でお話しています。  
普段のお食事で気になることや疑問点などありましたら、お気軽に管理栄養士にお尋ねください。  
外来の患者さまも栄養指導は予約制となっていますので、ご希望の方は主治医の先生にお申し出ください。また、当日に栄養指導を受けていただくことも可能ですので、お気軽にお尋ねください。
 
※予約状況によりご希望の時間帯に受けていただくことができない場合もございます、ご了承ください。

外来栄養指導受付時間については下記の通りです。

曜日 月曜日~金曜日(祝日は除く)
時間 午前9時~午後4時
場所 大手前病院 12階栄養指導室
所要時間 30分程度

2024年度入院栄養指導件数
指導病名件数
高血圧・心疾患 636件
糖尿病・脂質異常症 183件
腎臓病・透析 129件
肝臓病・胆嚢・膵臓病 50件
消化管術後 179件
嚥下調整食 41件
がん 71件
低栄養・その他 66件
合計 1355件
2024年度外来栄養指導件数
指導病名件数
高血圧・心疾患 31件
糖尿病・脂質異常症 209件
腎臓病・透析 83件
肝臓病・胆嚢・膵臓病 22件
消化管術後 110件
嚥下調整食 0件
がん 4件
低栄養・その他 22件
合計 481件

臨床研究

参加中の臨床研究の情報を公開しています。

課 題 名研究期間情報公開文書
GLIM基準を用いた急性期病院入院患者における低栄養の有病率および病因分類の実態調査:後ろ向き観察研究
2025年9月17日 ~   
2027年3月31日
情報公開文書.pdf
脳神経外科緊急手術後の栄養管理状況調査
2025年9月17日 ~   
2026年3月31日
情報公開文書.pdf
Access
最寄り駅

大阪メトロ谷町線「天満橋駅」下車
1・3番出口より徒歩約5分

京阪電車「天満橋駅」下車徒歩約5分

JR東西線「大阪城北詰駅」下車徒歩約15分

住所

〒540-0008 大阪府大阪市中央区大手前1-5-34

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