当センターでは患者様の安全かつ早期の機能回復と退院及び転院が可能となるように適切なリハビリを実施しています。
当センターでは以下を念頭に診療しています。
患者様をチーム一丸でサポートしています。
リハビリテーションセンター医師:5名
理学療法士(PT):16名(心臓リハビリテーション指導士1名、呼吸認定療法士4名)
作業療法士(OT):4名(呼吸認定療法士1名)
言語聴覚士(ST):4名(ディサースリア認定セラピスト1名)
医療ソーシャルワーカー:6名
PT | 2,263件 |
---|---|
OT | 495件 |
ST | 417件 |
嚥下内視鏡検査(VE) | 311件 |
---|---|
嚥下造影検査(VF) | 7件 |
整形外科疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患、心大血管疾患、がん疾患など医師がリハビリを必要とする疾患に対してリハビリテーションを行っています。
臨床における患者様の多様なニードに応えるために3部門制(運動器部門、脳神経部門、心肺部門)を導入しています。
脊椎、足部、肩複合体疾患、外傷を中心に術後早期から機能・動作能力の向上を目標に理学療法を実施しています。また、運動器エコーを用いて組織の動態評価を実施し、詳細な評価と治療を行っています。特に外反母趾においては地域からのご紹介患者様にはパンフレットを用いた運動指導を実施しています。
脳血管疾患、Parkinson病をはじめとする神経変性疾患、脳外科術後患者の急性期理学療法を実施しています。併せて介入初期より「肺炎リスク評価」を行い、予防に向けた取り組みを実施しています。
循環器、呼吸器系疾患に対して、急性期の早期機能訓練から在宅復帰後の生活を意識した疾病管理指導まで行っています。 また、がん患者様に対して、指定の研修を修了したセラピストが治療から退院まで安全かつ安心を目標に支援します。
心疾患リハビリテーション
エコー写真
電気刺激療法
急性期からの食事動作及び排泄動作獲得に向けて、認知症を含む高次脳機能障害を詳細に評価し、上肢機能訓練、自助具の選定やシーティングを実施します。さらに病棟での動作訓練や自宅復帰に向けた家屋訪問や環境調整を行っています。
主に脳血管障害のコミュニケーション障害(失語症、構音障害など)、高次脳機能障害、嚥下障害に対する評価・訓練を実施しています。また、耳鼻科外来では補聴器や人工内耳を用いた「聞こえ」に対するリハビリテーション、耳鳴りに対するTRT療法(Tinnitus Retraining Therapy)や認知行動療法を実施しています。
私達は急性期から食事動作と排泄動作の早期獲得を目標とし介入しています。何故なら「食べることは生きること」であり自分でできる治療の第一歩であると思っています。排泄動作についても自宅復帰の一番の弊害になることが多く、自尊心や羞恥心の回復に必要な動作と考えています。
食事動作は嚥下機能、上肢機能、姿勢、咳嗽機能などが連動して働くことにより安全に実施できます。週2回実施している耳鼻咽喉科による嚥下回診ではリスク因子の評価や適切な食事形態の選択を行っています。回診での精査を元に患者様の問題点に合わせて各専門領域のセラピストが治療、訓練を実施しています。
「時々入院、ほぼ在宅」を念頭に地域からの受け入れ及び入院患者の退院支援調整を実施し、機能回復を目的とした治療介入と在宅復帰後において必要となる知識技術の指導・教育的介入を行っています。必要な患者様には入院中に担当セラピストが家屋訪問を行い、退院後の生活や住環境の調整、指導を行っております。
参加中の臨床研究の情報を公開しています。
課 題 名 | 研究期間 | 情報公開文書 |
---|---|---|
当院の嚥下障害を有する患者における低栄養が咽頭クリアランスに及ぼす影響 |
2021年9月22日 ~
2023年5月31日
|
情報公開文書.pdf |
❶大阪メトロ谷町線「天満橋駅」下車
1・3番出口より徒歩約5分
❷京阪電車「天満橋駅」下車徒歩約5分
❸JR東西線「大阪城北詰駅」下車徒歩約15分
住所〒540-0008 大阪府大阪市中央区大手前1-5-34
アクセス情報を見る